世界選手権大会の新フォーマットについて

2013.09.02

IOF主催で行われる大会は、オリエンテーリングの目指す方向を示し、社会的認知度を高めるためにも重要なものです。その中でも中心となる世界選手権をより魅力的でエキサイティングなものにするために、5年前頃からプロジェクトが発足し、IOFの理事会・委員会はもちろん、選手・コーチ、各国の加盟組織などからの意見や議論を踏まえて新フォーマットの案作りが進められてきました。

新フォーマット作成の過程では、

  • 従来の8日間という期間を守ること
  • TV放映を考慮してすべての日をメダルイベントにすること
  • 男女混合競技を作ること

などが重要視されました。

まずミドル、ロング競技の予選を無くして決勝のみにするという変更が決定されました。次にそれに伴い、決勝に出られる選手の枠をどのように割り当てるかという点が議論となり、各案に対し過去のデータを使ってのシミュレーションによる検討が繰り返されました。ここでは主として

  • 各国の強さのバランスが適切に反映されること
  • 中堅・途上国の発展を促進する方向であること
    • 各国最低1名の出場枠を保証
    • 出場枠を固定化しない
    • 各国の次点以下の選手の可能性・動機付け
  • リレーの出場国数を減らさない

などが重要視されました。その結果、従来は45名が出場していたミドル、ロング競技の決勝が、70~80名の選手が出場するものになりました。

そして最終的にIOFの理事会で決定された内容が、今年7月のフィンランドでの世界選手権の時に各国に紹介されました。すでにIOFのWebにも掲載されていますが、英語でわかりにくいので解説資料を作りました。内部での説明用に作ったスライドのままで文章になっていませんが、お分かりいただけるものと思います。

選手のみなさんはこれを機に新たな目標設定をして挑戦してください。その他のオリエンティアのみなさんは、ますますエキサイティングになる大会をお楽しみに、またそこで活躍する日本選手にご期待ください。

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