必要な道具・服装

オリエンテーリングが行われるフィールドは自然の山野から都市部の公園まで様々なので、その場所にあったものが必要ですが、概ね以下のようなものが必要になります。

ただ、日本ではオリエンテーリング用の用品が一般のスポーツショップではなかなか手に入らないこともあり、大会会場の出店や海外のショップから購入するか、他のスポーツ用のものを利用することが多いです。

多くのイベントでは、コンパスの貸出がありますので、初めての場合はジャージなど動きやすい格好と時計さえあれば十分です。

服装

 オリエンテーリングは主に自然の山野で行われますので、なるべく肌の露出しない長袖長ズボンが適しています。状況によっては薮が生い茂る中を突き進むこともありますから。すね当てなどをする選手もいます。

 もちろんタイムを競って駆けまわりますので、動きやすい格好がいいでしょう。陸上競技用やトレイルランニング用のシャツなどを着る方が多いようです。

 オリエンテーリング専門のウェアもありますが、日本で製作しているメーカーがありませんので、クラブごとに海外に発注してユニフォームとしているのが現状です。専門のウェアは軽くて通気性が良く、乾きも早いといった特徴があります。trimtex、noname、silvaなどのメーカーが有名です。

 オリエンテーリングは山の中を走りますので、靴の選択は重要です。土の上でも走りやすく滑りにくいものがおすすめです。場合によっては倒木を乗り越えたり岩の上を走ることもあるので、金属ピンのついたものもあります。

 オリエンテーリング専用のシューズもありますが、やはり日本では手に入りにくいのが現状です。主に北欧の選手向けに作られていますので、日本人の足型に必ずしも合うとは言えない、ということもあります。

 近年の日本では同じく山を走るトレイルランニングが盛んになってきており、そのシューズを使う選手も多いです。サッカーシューズなども使っている方は多いようです。

時計

 大会では競技時間が設けられ、必ず帰って来なければならない時間が決められています。それまでに帰ってこないと未帰還者として捜索されてしまうので、気をつけましょう。

コンパス

 競技中に地図を読むときに必須なのがコンパスです。オリエンテーリングではカプセルの中にオイルが入っているものを使います。これは中の針がスムーズに動くための仕組みです。

 コンパスもその性能などにより値段は千差万別ですが、山登り用などとしてスポーツショップやアウトドアショップで販売されている初心者向けのものは3000円程度で購入できます。

地図

 オリエンテーリングは地図上に示されたポイントを巡る競技です。その地図はオリエンテーリング用に作成されたものを使います。これは競技者がナビゲーションを行うために必要な情報が詰まったもので、地図作成者がその足でほぼ全域を調査して創り上げるものです。

 大会ではスタート直前に配られ、そこではじめて見ることができます。なので大会参加の場合、地図については自分で用意する必要はありません。