WMTBOC2025 3日目 マススタート
2025/08/14(木)
最高気温31.1度
晴れ
3日目はマススタートでした。
マススタートでは、数種類のマップがランダムに渡され、選手が一斉にスタートします。
前の選手に惑わされないようマップを読み切る能力が要求されます。
気温が真夏日を越えたため、暑さ対策が重要になりました。
初日、2日目は、非常に高難度のネットワークでしたが、本日は幾分読みやすいテレインになっていました。
Menリザルト(出走78名 完走62名)
No. | 名前 | 国 | Time | 差 |
---|---|---|---|---|
1 | Vojtech Ludvik | CZE | 1:21:03 | |
2 | Tomi Nykanen | FIN | 1:21:05 | +0:02 |
3 | Bartosz Niebielski | POL | 1:21:06 | +0:03 |
50 | 綾野尋 | JPN | 1:49:33 | +28:30 |
55 | 羽鳥和重 | JPN | 1:56:31 | +35:28 |
62 | 佐野光宏 | JPN | 3:11:48 | +1:50:45 |
Womenリザルト(出走46名 完走40名)
No. | 名前 | 国 | Time | 差 |
---|---|---|---|---|
1 | Nikoline Splittorff | DEN | 1:24:03 | |
2 | Camilla Soegaard | DEN | 1:27:24 | +3:21 |
3 | Gabriella Gustafsson | SWE | 1:27:36 | +3:33 |
35 | 加納尚子 | JPN | 2:09:50 | +45:47 |
綾野尋(Men:50位)
昨日、ミドルの悪いイメージを払拭するべく臨んだマススタート。中盤までかなりいいペースで走ることができた。
チェコ、フィンランド、オーストリアなどの強豪国の選手と競い合いながらかなりの時間走れたのはよかった。
単独になってからも集中を切らさずプッシュし続けることができた。
終盤の29番コントロールで地図上では太く書かれている道が見えず、周りにいた選手と共にストップ。近くに似た地形、道がありリロケートに手こずってしまい大きくロス。そのほかにも細かいミスはあったが、全体の感触としては今大会1番の出来だった。
明日のレストデイを挟んでのロングではさらにいい順位を狙っていきたい。
羽鳥和重(Men:55位)
マス50合格ライン設定変更なし。
ミスを減らすためにどれだけこのテレインに対応できているかが重要。
スタートしてすぐに前の選手と周りの集団は砂などでベストルートラインから外れて大回り強いられる。最初のブランチコントロールですでに周りはほとんどいない。ラップ見ると1番でひろに4分遅れ。
あとは淡々とプッシュを続け、途中2分以上のミスを3回やらかし、まだ詰めが甘い点がある。終盤でようやく前に追いつき出しラトビア、オーストラリア、ブルガリア等5~6人のバンチング。ラス前でプッシュしほぼ先頭に、最終コントロール抜けスプリントで届かず55位。50位は目前で体力的に問題がないのでロングは40位後半を設定したい。
佐野光宏(Men:62位)
国内では練習したことがない一斉スタートなので、盛大に緊張していましたが、スタート後200mでほぼ全員から千切られたので、緊張するだけ無駄でした。
結果はまたも、完走者の中ではビリでしたが、とにかく成績を残したくて最後までパンチしきったので満足です。
昨日、一昨日のエゲつないテレインに比べれば優しくなっていたので、MTBO面白ぇーと言いながら走ってました。
安達利雄(Men:DNS)
加納尚子(Women:35位)
スタートしたらラインに食らいついて、第3集団のトップぐらいで後ろに引き連れて1に向かいましたが、アタックポイント近くの難しい分岐であれってなり、結局1番を見つけたときは独りぼっちでした。
開き直ってバタフライをミスなく回ること、後半以降ナビゲーションを雑にしないこと、1人になっても最後まであきらめないように走りました。
フィニッシュしたら35位だったので、今回の大会でいい順位でした。
明日のレストはゆっくり休んでロングに臨みます。
西應唯花(チームマネージャ/マッサー)
誰も怪我することなく前半戦を終えられて安心しています。
レース後に自然と前向きな反省会が始まるので、チームの雰囲気は良いと感じています。
初戦のスプリントでは表情から選手たちの緊張が伝わってきましたが、3戦目の今日はリラックスしつつ集中できているように見えました。
今日は大会スタッフから「日本チームはいつも笑顔で良いチームだね」と言われました。
マッサージもしていますが、連戦にも関わらず調子は良くなっていると感じています。
後半戦のみんなの活躍をご期待ください!
引き続き日本代表チームの応援をよろしくお願いします!
photo by MoonLine Media 、西應唯花、安達利雄