WTOC2025 TempO 結果

WTOC2025、最終日はTempO(地図と現地の対応の正確性に加え、そのスピードも問われる競技形式、予選決勝方式の個人戦)。日本からは5選手が参加。2組ある予選のどちらとも、決勝まであと一歩という選手もいて惜しかったのですが、今年は残念ながら日本からの決勝進出者はいませんでした。

[TempO予選結果]
Aヒート
1.Anders Haugskott (NOR) 238秒
18.Marián Mikluš (SVK) 488秒
— Border —
19.平山 遼太 (日本) 498秒
37.岩田 健太郎 (日本) 589.5秒
52.岩佐 佳祐 (日本) 936.5秒

Bヒート
1.Krystian Petersburski (POL) 276秒
18.Jacek Wieszaczewski (POL) 458.5秒
— Border —
21.伴 毅 (日本) 479秒
47.田代 雅之 (日本) 709秒

[TempO決勝]
1.Marcello Lambertini (ITA)
2.Anders Höije (SWE)
3.Anders Haugskott (NOR)

[選手コメント]
平山 遼太 選手:
ミスの多さが響き、予選通過はなりませんでした。PreOに続き不甲斐ない結果に終わり残念です。この遠征で得たものを、日本のトレイルOに還元できるよう努めます。

岩田 健太郎 選手:
ボーダーまで110秒差という大差で予選敗退しました。
予選通過者の中には私より遅い解答タイムの選手は一人しかおらず、ミスについては私より少ない選手ばかりでした。
照合スピードも正確性も劣っているという現状を受け止めて、大会参加を増やすなどの策を練ろうと思います。
応援ありがとうございました。

岩佐 佳祐 選手:
qualifiedには全くもって手が届かず、爪痕を残すことはできませんでした。しかし世界トップレベルのTempO、そのスピード感、地形のダイナミズムを体験し、そして最高峰の選手をこの目に焼き付けることができました。ここで得た経験を必ず次に繋げます。

田代 雅之 選手:
実力通りとは言え、予選突破にはぜんぜん足りない結果しか出せず、残念です。世界選手権に出ると、どんな結果であれ、次へのモチベーションにはなりますから、無駄ではなかったです。次へ向け、どう実力を付けていくか、これから考えていきます。

[主催者撮影] ※左から 岩佐選手、伴選手、岩田選手、田代選手

これで今年のWTOCは終了です。次回は2年後にアメリカ、カリフォルニア州で11月に開催予定です。その前に、ゲスト参加にはなりますが、来年7月から8月にかけてヨーロッパ選手権がポーランドであります。