WMTBOC2025開幕! 初日スプリント
WMTBOC2025が開幕しました。今年の開催地はポーランドのワルシャワです。
ワルシャワは緯度が高く、8月の気候日本の5月ぐらいで過ごしやすいです。
今年のチーム体制です。
Men … 安達利雄、綾野尋、羽鳥和重、佐野光宏
Women … 加納尚子
チームマネージャ … 西應 唯花
レース初日はスプリント競技が、ポーランド軍事技術大学で行われました。
軍事施設らしく、塹壕(敵弾から身を隠すための堀)がコース内にちらほら見られました。
コースは非常に複雑なうえ、細かなアップダウンが多く、みな口をそろえて難しかったと語っていました。
Menリザルト
1 Krystof Bogar CZE 22:55
2 Miika Nurmi FIN 24:09(+1:14)
3 Andre Haga FIN 24:18(+1:23)
64 Hiro Ayano JPN 34:20(+11:25)
71 Kazushige Hatori JPN 46:07(+23:12)
73 Toshio Adachi JPN 1:13:18(+50:23)
DNF Mitsuhiro Sano JPN
Womenリザルト
1 Ruska Saarela FIN 24:01 4:18
2 Celine Wellenreiter SUI 24:26(+0:25)
3 Tilda Palm SWE 24:27(+0:26)
41 Naoko Kano JPN 39:16(+15:15)
綾野尋(Men:61位)
エリートになって初レースはスプリント。
テレインは硬い砂ベースでシングルトラックが多く、小高いコブが乱立していた。そこにコントロールが隠されている感じ。普段はMTBの常設コースでもある。
レースは落ち着いてミスを最小限にする走りを心がけた。終盤、31番コントロールまでは丁寧に走れていたが32へ向かう途中にロスト、3分のミスが痛かった。ただ振り返ってみて、よりタイムを求めるためにはロードカットを多用しないといけない構成になっていた。ミスを最小限にすることを意識したのはよいが、タイムを縮めるという観点ではもっと攻めた走りが求められていた。3分のミス以外での感覚はかなりよかったが、順位は61位とエリートのレベルの高さを思い知った。明日はミドル、細かい道がかなり密集した砂ベースの丘でのレース。ベストを尽くす。
羽鳥和重(Men:71位)
8/9-11練習でテクニカルなこなしが大分良くなり、ひろと同じレベルで走れる感触とスピードがあり、きちんとこなせばスプリントは50位は間違いなく行けると考えていた。5番まで慎重に。
スタート1、2とごく小さいミスありだが順調に取り、3番に向かう。自信持ってアタックが感じが違いパニック、オーバーランの可能性があるとは思っておらず5分ミス。その後1分単位ミスを3度でレースがめちゃめちゃになった。71位。
ひろのタイムを聞き彼は40位くらいと思ったら60位代とのこと、2分ミスでも50以内に届かない。これはフォレストスプリント対応は非常にむずかしい日本チームの練習チャンス問題であり、今後の課題となった。
安達利雄(Men:73位)
初めてのMTB-O世界選手権大会で大変緊張しましたが、とにかく落ち着いて地図読みをして走りました。明日もとにかく落ち着いて集中して地図を読みたいです。
佐野光宏(Men:DNF)
初の世界戦でした。
スタート地点で、別クラスのマップを取り間違える致命的ミスでDNF。
けど、走りも散々だったので例え完走したとしても、成績が付いたかは怪しいですね。
(あんまり遅いと成績がつかない)
コースは網の目のようで、日本では経験したことのない難しさでしたが、アップダウンが楽しくて、もしここにコーステープを張って、MTBかシクロクロスをやったら、すごく面白そうでした。
加納尚子(Women:41位)
予想はしていましたが、複雑なネットワークとスピードコントロールに苦戦して、数分ミスを3回以上、何とかレースになった感じでした。3番を探している途中に枝をはねて左すねを強打したところが痛いです。
明日ミドルはもっと冷静なレース運びで臨みます。