世界オリエンテーリング選手権大会2021@チェコに向けて

7月3日から9日までの日程でチェコのドクシーという場所で開催される
世界オリエンテーリング選手権と、日本代表選手についてご紹介致します。

世界オリエンテーリング選手権は、スプリント・スプリントリレー・ミドル・リレー・ロングの合計5種目で競われ、文字通りオリエンテーリングの各種目の世界チャンピオンを決定する大会となります。

WOC2021大会公式webページ<https://woc2021.cz/>

本来的には昨年の同時期に開催される予定でしたが、COVID-19の流行により1年の延期が為され、入念な感染症対策を施した上で今年の開催に至りました。

開催地はチェコ北部にある休養地ドクシーという都市とその周辺の山林です。スプリントとスプリントリレーは周辺のヨーロッパらしい入り組んだ市街地が、他種目は全体的に険しい斜面と多くの岩が存在する山林が競技エリアの特徴です。

日本代表チームとしては、女子は日本選手権者である稲毛選手を筆頭に4名、男子はアジア選手権者の尾崎選手、日本選手権者の小牧選手ら4名の合計8名を派遣致します。

もとより昨年の大会開催を見据えてトレーニングを積んできた各選手ですが、1年間の期間を経て更に力を増した状態での参戦となります。

COVID-19の影響により本大会への海外遠征だけでなく、国内でのトレーニングにも大きな制約を受け、極めて難しい競技環境ではありますが、ベストを尽くす事で、Division2(※1)昇格の目標の礎となる競技成績を目指して参ります。

チームは6月25日に羽田空港より出国、6月26日に現地に到着後、競技会開催予定地周辺の市街地や山林等でトレーニングと調整を行い、本戦に臨む予定です。

日々の活動やトレーニング・競技会の様子などは日本オリエンテーリング協会のFacebookを通じてお伝えして参りますので、こちらもご覧下さいますと幸いです。

日本オリエンテーリング協会Facebook <https://www.facebook.com/japanorienteeringassociation>

日本代表チームへのご支援、ご声援の程をお願い申し上げます。

※1:Divison2
世界選手権では国によって出場可能な選手の上限数が異なります。これは過去の国際大会の競技成績を基に決められ、Division1~3まで存在しています。現在日本はDivision3に属しておりますが、男女ともに上位22カ国以内であるDivision2への昇格を活動目標としています。