競技規則類の改正について

第42回理事会にて競技規則類の改正を行いました。改正内容については下記をご確認ください。
※その他の変更に関しては後日掲載予定の議事録等をご確認ください。

日本オリエンテーリング競技規則』の改正

  • IOF競技規則の改正(2024/1/1)にともなうもの
  • ・12.6項「主催者は地図の使用にさらなる制限を設けてもよいが、これは最終のブリテンで公表しなければならない。」を追加。
  • ・16.6項 コードナンバーの文字の大きさを変更。高さは1.5~10cm、線の太さは2mm以上。
  • 18.4項 GPSデバイスは「通信やナビゲーションに使用しない限り携行してもよい。」とする。WOC,WCupではなく、JWOC,WMOC,ROC,WREレベルに合わせる。
  • ・23.4項 賭博に関する条項を新規に追加。
  • ・23.5項 負傷した競技者を中止させる条項を新規に追加。
  • ・24.4項 調査依頼の時間制限(15分以内)を追記。
  • ・25.2項 提訴できるのは調査依頼をした者とする。
  • ・26.9項「裁定委員会がまだ組織されていないか、競技会が終わって裁定委員会が既に活動を終了していた場合には、JOA理事会が裁定委員会の役割を担う。」を27条から移動して文章を微修正。『競技規則および関連規則類のガイドライン』26条に運用について補足。
  • ・27.1項 上訴できる条件に「競技規則が明らかに誤って適用または解釈されていた場合」を追記。

  • 現行規則の不都合を修正するもの
  • ・1.6項 「会員」の定義を「都道府県会員」の定義に変更。
  • 3.2項、6.6項、26.3項も修正。
  • ・13.2項 ナビゲーション技能 → ナビゲーション技術
  • 『オリエンテーリング指導教本』と用語を一致させる。

公認大会開催に関する規則』の改正(4月1日~)

  • 2023年度末で認定指導規程が変更になることへの対応。
  • ・3.2項 オリンエンテーリング・ディレクタ → イベント・ディレクタ
  • 公認大会の品質強化のための施策。
  • ・3.2項 イベントアドバイザー資格者として登録されていることが望ましい、から「望ましい」を削除。
  • ・令和6年度より発効する。

イベントアドバイザー資格認定に関する規則』の改正(4月1日~)

  • 2023年度末で認定指導規程が変更になることへの対応。
  • ・2.3項 「イベントアドバイザーの資格を有する者は、イベント・ディレクタに認められた事項も実施できるものとする。」を追加。『公認大会開催に関する規則』3.2項にあるイベント・ディレクタは、イベントアドバイザーであってもよいということになる。
  • ・7.1項(1)ディレクター1級または2級 → コーチ1またはコーチ2
  • (3)「イベント・ディレクタの資格を有している者」を追加。
  • ・令和6年度より発効する。

競技規則および関連規則類のガイドライン』の改正

  • ・4.2.1項、4.2.2項 技能レベル → 技術レベル
  • ・4.2.4項 技能別 → 技術別
  • ・4.3項 「AとBを混合してはならない。」→「技術レベルの異なるクラスを統合してはならない」
  • ・12.1項 年少クラスでも大きな縮尺の地図を推奨する。
  • 13.2.1項 ロングディスタンス競技の優勝設定タイムを男女同じにする。
  • M/W90Aクラスを追加。20A/18A/15Aは、20Eが70分であることとのバランスから、Wクラスの優勝設定時間にMクラスを合わせた。
  • ・19.1項 年少クラスでは地図を1分前に見せることを推奨する。
  • ・21.3項 順位外の理由に「コントロールカード紛失」を追加。
  • ・26条、27条 上訴の規定を『日本オリエンテーリング競技』に合致するように修正。