MTBO-WOC ポーランドより帰国

羽鳥です。
本日、スペインビルバオのチームに戻った山下君を除き、(私の3個の荷物を除き)
チーム全員が無事帰国しました。
今年の世界選手権に向けて、応援、ご支援いただきました皆様、本当にありがとう
ございました。大変感謝しています。1年間ずっとトレーニングをすることができました。
今年自分としては30位という目標に取り組み、必要なプロセスを国内でこなして
きたのですが、結果は散々なものに終わりました。
最も想定と異なったのは、
むしろエストニアよりもより平坦な地形、
Urbanや走りやすい道が実は少ない森林、
ショートカットが頻繁に可能、
複雑でわかりにくい(でも後ろのスタートは乗ることがあっという間に簡単になる)
切り開きと小道でした。
結果として、ヨーロッパ勢と大きく異なった点は、
・早いスタートを引いた場合は、それだけで5%程度は遅い
ヨーロッパ勢は
・複雑なトラックの超高速ナビゲーション
 特にショートカットや道の乗り換え、公園等の直進の能力、
に決定的な差があります。リレーはトップ45分で30コントロール、
スプリントは25分で37コントロールと、
MTBOというよりは、
【フットObyMTB】
という様相に対応ができませんでした。
多いコントロール数と、ときおりかなり甘い/危うい表記に、どうしても一発大きなミス
をやってしまい、そこから立て直せないどころか、ずるずるレースが崩れてしまうパター
ンを、最初から最後まで続けてしまいました。
それなりにでも練習の成果があったのは、
・MTBO初参加となった学生たちは、日ごとに対応し完走は確実だったこと
 (最初のWOCは楽しめたでしょうか)
・山下君も悪いなりにまとめてチーム無い2位のタイムをキープした
・加納さんは大きなミスがなければ30位は十分
・ひぐちさんリレーは60分にまとめてさすがです
・(ぼくは例年よりは脚力的に余力を残していた/しまったこと)
と思います。
ひっぱっていくべき自分が成績が出せず責任を感じています。
来年のことは未定です。
2015開催地チェコのリベレツは山地に囲まれた地域で、イタリア・ポルトガル的な急傾斜
で道が少ないパターンに戻ると思われます。
すでにブリテンは発表されて、ここにある旧マップはほとんどがかなり急傾斜地です。
http://www.wmtboc2015.cz/previous-maps/
ぜひ自分をクライマーに仕立て上げて、再挑戦したいと思っています。
このままでは終われないです。
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