2010年度日本代表選手選考会 要項

2010年世界オリエンテーリング選手権大会【WOC】 (開催地:ノルウェー)
2010年ジュニア世界オリエンテーリング選手権大会【JWOC】(開催地:デンマーク)
2010年世界大学オリエンテーリング選手権大会【WUOC】(開催地:スウェーデン)
2010年アジア選手権【ASOC】(開催地:日本)

注意:本要項は選考会のみを対象としています。4月4日、11日について一般参加をご希望の方は
静岡県協会主催の富士シリーズ2010の要項をご参照下さい。なお10日は一般参加はありません。
⇒FUJIシリーズ2010

【主催】 (社団法人)日本オリエンテーリング協会強化委員会・日本学生オリエンテーリング連盟
【協力】 静岡県オリエンテーリング協会

【日程及び開催概要】

日時 4月4日(日) 4月10日(土) 4月11日(日)
競技形態 ロングディスタンス競技 スプリント競技※1) ミドルディスタンス競技



世界選手権/
アジア選手権
世界学生
選手権
世界ジュニア
選手権
※2)
開催地 静岡県富士市 静岡県三島市 静岡県富士市
集合場所 村山ジャンボ JR三島駅付近(後報) 村山ジャンボ
駐車場 あり JR三島駅付近(後報) あり
受付時間(予定) 10時~11時 9時~10時 9時~10時
スタート開始時間(予定) 11時 予選11時
決勝14時
11時
使用地図 「村山口登山道」
縮尺1:15,000
等高線間隔5m
JSOM2007準拠
2010年修正調査
「名称未定」
縮尺1:5,000 
等高線間隔2.5m
JSOM2007準拠2010年作成
「日沢」
縮尺1:10,000 
等高線間隔5m
JSOM2007準拠
2010年修正調査
テレインの概要 富士南麓の典型的な片斜面のテレイン。斜面は中程度の傾斜の斜面が続くが溶岩による浸食で高さ数mの溝、亀裂が多数存在する。通行可能度はほとんどがAだが一部見通しの悪い部分もある。 市街地を中心とする。テレインのほとんどは固いアスファルト路面となる。全般的に斜面は緩いが一部急傾斜なところもある。 富士南麓の典型的な片斜面のテレイン。斜面は中程度の傾斜の斜面が続くが溶岩による浸食で高さ数mの溝、亀裂が多数存在する。通行可能度はほとんどがAだが一部見通しの悪い部分もある。
地図作成・修正 ロブ・プロウライト
コース設定 ロブ・プロウライト
コースコントローラー 国沢五月・西脇正展
宿泊 10日夜の宿泊については、村山ジャンボへの宿泊を申し込みと同時に受け付けます。詳しくは下記の要綱を参照下さい。
パンチング
システム
EMIT社の電子パンチングシステムを使用
  • ※1) スプリント競技は、ME/MU/WE/WUクラスは予選決勝方式、MJ/WJは1本のみです。
  • ※2) MJ/WJのスプリント競技は選考会ではありませんが、推薦による選考の参考レースとなります。詳しくは、【選考方法・選考基準】を参照下さい。

【クラスと優勝時間】

日時 4月4日(日) 4月10日(土) 4月11日(日)
競技形態 ロング
ディスタンス競技
スプリント競技 ミドル
ディスタンス競技
予選 決勝
選考
対象
世界選手権/
アジア選手権
ME 70分
WE 60分
ME 13分
WE 14分
ME 16分
WE 17分
ME 30分
WE 32分
世界学生選手権 MU 75分
WU 65分
MU 14分
WU 15分
MU 17分
WU 18分
MU 32分
WU 35分
世界ジュニア選手権 MJ 15分
WJ 17分
MJ 30分
WJ 35分
  • ※MUとME、WUとWEは同一コースの予定です。
  • ※ 一般クラスは、別途静岡県協会主催の富士シリーズにて申し込み下さい。

【参加資格】

MU/WU:
日本国籍を有し、FISUに定める大学生資格を満たすもので、2010年世界大学オリエンテーリング選手権大会に日本代表選手として出場を希望するもの。
ME/WE:
日本国籍を有し、2010 年世界オリエンテーリング選手権大会もしくは2010年アジアオリエンテーリング選手権大会のリレー競技日本代表選手として出場を希望するもの。なお、ユニバに出場を希望する選手は、MU/WUにエントリーして下さい。
MJ/WJ:
日本国籍を有し、1990年1月1日以降生まれで、2010年ジュニア世界オリエンテーリング選手権大会に日本代表選手として出場を希望するもの。

【参加費】

4月4日
ロング
競技
4月10日
スプリント
競技
4月11日
ミドル
競技
4月10日,11日参加費と
宿泊セット
ME/MU/WE/WU 一般 3,000円 3,500円 3,000円 12,000円
ME/MU/WE/WU 大学生以下 2,500円 3,000円 2,500円 11,000円
MJ/WJ 1,500円 2,000円 9,000円
  • ※ E-card レンタルは、別途300円/日です。
  • ※ 大学生以下には、高専、大学院生も含みます。大会開催時(4月)の所属に基づきます。
  • ※ 本大会の黒字分及び選手支援金(任意)を各代表チームの活動費として提供します。
  • ※4月10日、11日参加費と10日夜の宿泊セットは1泊2食付、宿泊は11日の会場となる村山ジャンボ(TEL: 0544-27-8438  URL:http://murayama-jumbo.com/)となります。なお、宿泊は定員になり次第締め切る場合もありますのでご留意下さい。

【申込方法】

所定のExcelファイルに必要事項を記入して、下記申込先に送信して下さい。
MJ/WJクラスは同時にJWOC専用の「JWOC2010申込書」も合わせて記入の上送付のこと。
Excelファイルによる申込みが出来ない方は、下記問合せ先に連絡を下さい。出来るだけ対応します。
参加費は以下の口座に振り込み下さい。

銀行口座 みずほ銀行 品川支店 普通 1103090 口座名義 カシマダコウジ
 

【申込締切】

2010年3月25日(木)

【申込先・問合先】

鹿島田 E-mail:woc_selorienteer.jp
→@に換え,題目を「2010選考会」にて送信してください)

【留意事項】

  • 主催者は傷害保険に加入しない予定です。各自での傷害保険への加入をして下さい。
  • 参加者が自己または第三者に与えた損害に対し、主催者はいかなる責任も負いません。

【選考方法・選考基準】

■WOC2010の日本代表選手の選考方法

 2010年8月にノルウェーで開催される世界選手権日本代表選手については、以下の要綱で選手選考を行なう。

1) 参加資格

日本国籍を有する者

2) 選考レース

2010年4月4日 選考会1 種目:ロング1着の選手
2010年4月10日 選考会2 種目:スプリント1着の選手
2010年4月11日 選考会3 種目:ミドル1着の選手

3) 個人種目選考方法
  1. 選考各レースで1着の選手(同着が複数の場合は全員)
  2. それぞれのレースで2着であり、かつ以下a),b)両方の条件を満たす選手。
    a)選考会終了時点で強化指定選手であり、かつ強化指定選手の義務を遂行していること。
    b)選考会で1位のタイムの7%以下(秒の少数点未満は切り捨て)であること。

上記1. 2.で選ばれた選手以外に、強化委員会にて最大7名まで選手推薦を行うことがある。特に男女各々4名に満たない場合は少なくとも4名になるまで選手推薦を行なう。

a)2008年、2009年の国際競技会の結果
b)2009年度の主要な国内競技会(全日本選手権、公認大会、インカレ、インターハイ等)

4) リレー種目選考方法

上記2)により選考した選手の中より、WOC開催1ヶ月前を目安に選出する。選考の具体的方法はWOCチーム発足時(4月11日の選考会終了後)に決定する。*2)。

注記)
  • 強化指定選手の義務とは、2009年9月17日付「2010年度 JOA強化選手指定基準」の「6.義務」を参照のこと。詳細は以下から
    http://www.orienteering.or.jp/NT/2009/09/2010_joa.php
  • 個人の出場種目は、原則として当該種目通過者の希望を優先して決定するが、最終的には変更する場合もある。

■JWOC2010 日本代表選手2次選考について

2010年7月にデンマークで開催される世界ジュニアオリエンテーリング選手権日本代表選手については、以下の要綱で2次選手選考を行なう。

1)参加資格

1990年1月1日以降生まれで日本国籍を有する者

2)選考方法
  1. 選考レースでの通過
    2010年4月11日 選考会
    種目:ミドル 男子3着以内、女子1着の選手
  2. 推薦での通過
    4月11日の選考レース、WOC選考会スプリント(4月10日開催)、インターハイ個人戦(3月20日開催)、インカレミドル(3月13日開催)の4レースの成績を参考に、以下の基準を加味した形で、強化委員会が最大男子2名、女子3名を推薦することがある。
※推薦基準
  1. 将来性・成長性
  2. 足の速さ
  3. 意識の高さ

上記推薦基準の判断として、選考会に参加希望者は選考会申込時に以下の内容を含んだ応募書類を申請する。

  • トラックもしくはロードにおける1500mまたは3000mの自己記録。もしくはそれ以外の種目で特筆すべきもの。
  • JWOC2010における目標及び、その後5~10年先までの競技を視野に入れた長期計画。

■アジア選手権における、M21E/W21E/M20E/W20Eの出場資格について

2010年に日本で開催されるアジア選手権(AsOC)における出場選手の承認を、以下の基準にて行なう。

1.個人種目
ロング・ミドル種目:
平成21年度全日本エリート権保持者 (20E/21Eとも)
スプリント種目:
平成20年度及び21年度全日本スプリント選手権決勝進出者

 上記以外に、ロング・ミドル・スプリントいずれも平成21年12月末時点の強化指定選手は出場権を持つ

*その他協会の推薦制度は公認大会の現状規則通り。

2.団体種目
リレー
3人×2チーム/クラスの出場枠がある。
全選手について、強化委員会が選考する。

*補足:選考方法としては、2010年WOC(21E)代表選手を4月中に選考し、原則としてその選手の中で強化委員会が編成する

■WUOC2010日本代表選考について(日本学生オリエンテーリング連盟)

  • 選考会の成績により確定
      ロング 上位1名
      ミドル 上位1名
      スプリント 上位1名
  • インカレミドルの成績より確定(1名)
      09年度日光インカレミドル 優勝者(辞退時の繰上げはなし)

上記の他に男女共に最大6名程度となるように選考レース参加者から推薦する。
推薦の際には当日の成績に加えて、下に記載する成績を参考とする。
場合により補欠を選考することがある。

※スプリント・ミドル選考会の上位1名は基本的にはその種目確定とするが、チーム事情等により変更となることがある。