TempOを闘ってきました

トレイルO日本代表チームです。
今日8月6日はTempO予選・決勝、最初の世界チャンピオンが決まる日です。
日本チームからは大西、橋本、岩田、木村の4選手が出場しました。
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スタート待機所へ入る直前の日本の4選手
左から 岩田、橋本、大西、木村
コースは城趾公園内に設定され、
各ステーション4課題x6ステーションで争われました。
最速は予選B組のポルトガルの選手で合計156秒。
1ステーション平均26秒、相当な速さです。
対する日本選手の結果は下記の通りでした。
予選A組
1位 T.Lestinsky (CZE) 213.5秒
6位 岩田 (JPN) 263秒
18位 P.Hakala (FIN) 337秒
———————–ここまで予選通過
27位 大西 (JPN) 415秒
予選B組
1位 I.Domingues (PRT) 156秒
17位 木村 (JPN) 330.5秒
18位 M.A.Waaler (NOR) 331.5秒
———————–ここまで予選通過
26位 橋本 (JPN) 372秒
見事、岩田、木村の両選手が決勝へ駒を進めました。
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決勝進出を決めた直後の、左から岩田、木村
決勝コースも同じ城趾公園内。今度は5課題x5ステーションです。
予選に比べ、格段に難しいコースが設定されていたようです。
日本選手の成績は下記の通りでした。
TempO決勝
1位 P.Hakala (FIN) 182.5秒
2位 J.Furucz (SVK) 187秒
2位 L.Wahlgren (SWE) 187秒
29位 木村 (JPN) 350秒
35位 岩田 (JPN) 449秒
それでは本日の出場選手のコメントです。
(写真はいずれも予選スタート誘導を通過中の各選手)
木村選手
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予選順位からすればまぁまぁの成績は取れた。ただ、もうちょっと上を狙えたかなと
いう思いもします。
岩田選手のコメント:
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TempO予選は比較的感覚と合っていて、良い成績で突破できました。しかし決勝で
は、公園的なステーションでは善戦したものの、地形を読むステーションでは経験不
足が露呈したのかミスを重ねてしまいました。
橋本選手のコメント:
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代表として初のレースでしたが、全く歯が立ちませんでした。良い経験になったの
で、これを活かせるようにまた精進して出直してきます。応援ありがとうございまし
た。
大西選手のコメント:
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今日は世界選手権の大きな壁にあたり、自分の実力不足を痛感しました。
なお併設コースに出場した茅野マネージャーが見事2位表彰台に上がりました。
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茅野マネージャーのコメント:
コースの印象としては、昨年のフォレストでのTempOよりは簡単で単純と感じた。
トップとの差を考えると、もっと練習をしないと闘えない。でも、2位が取れて良
かった。
明日8月7日はプレOの初日。プレOは2日間の総合成績で競います。
2日間合計で61コントロールの課題が設定されていて、
正解したコントロール数の多い方が上位、
同数正解の場合はTC(上記61個とは別にある、解答にかかった時間を計測する
特別なコントロール)の所用時間合計の速い方が上位となります。
PreOに出場する日本の4選手を、それぞれの意気込みなどとともに紹介します。
岩田健太郎(オープンクラス)
一つずつ手がかりを拾っていき、集中力を保って解いて2日目につながる成績を残し
たいです。
大西正倫(オープンクラス)
せっかく頂いた機会を無駄にしないよう、(今日のTempOの反省を)明日以降に活かし
ていく所存です。
田代雅之(オープンクラス)
初挑戦から9年もたってしまいましたが、目標はずっと変わっていません。表彰台の
真ん中に立ちたいです。普段通りの気持ちでスタートできるよう言い聞かせてから競
技に臨みたいと思います。
高柳宣幸(パラリンピッククラス)
特に一方通行区間でミスをしないように気をつけます。なるべく上の順位を目指しま
す。
ライブリザルトもある模様です。下記WTOC公式Webサイトからご参照下さい。
WTOC公式Webサイト
https://www.woc2018.lv/wtoc/
文責:田代