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1-4.オリエンテーリング用地図

 オリエンテーリング用の地図は、道路地図などとは異なり、オリエンテーリング競技専用の地図を用いています。このため、初めてオリエンテーリングをされる方が地図を見ても、一体どういった情報が詰め込まれているか判断するのは非常に困難でしょう。ここでは、そうしたオリエンテーリング用の地図の見方を解説します。

下の地図は、フットオリエンテーリング用の地図の例です。

foot_example.png

地図中、△がスタート、◎がフィニッシュです。1から2まで数字が円の脇に書いてありますが、参加者はこの数字の順に、円の中心を目指し、数字の中心位置に設置されてあるコントロール器具で持っている電子カードに通過記録を残してゆきます。

地図上には通る順番だけではなく、等高線、道路の状態(幅など)、特徴物(岩や、祠、炭焼釜など)なども表記されており、さらには現地の通行可能度などが描かれています。それぞれの記号の意味や、色の意味はここでは省きますが、実に様々な情報がこの一枚の地図に埋め込まれており、それを走りながら理解するにはそれなりの熟練が必要になってきます。

 熟練した選手は、常に等高線や、通行可能度などを気にしながら、登りすぎないよう、通行可能度が低い部分を避けるよう、にルートを選択します。