WTOCレポート 6月8日

世界トレイルO選手権(WTOC)2012、日本チーム、田代です。
今日はDay1。20コントロール+TC(*1)が2問の22点満点。
われらが日本チームは、オープンクラスで木村が暫定6位に着けました。トップとは1点差。
パラリンピッククラスは木島が11位に着けています。
こちらはトップとは5点差ですが、TC(*1)が速いのが強みか。

*1:TC=タイムコントロール
制限時間(1分)以内に解答するコントロール。間違えると60秒のペナルティーが加算される。
全体成績が同点の場合、この2つのTCの合計秒数が少ない方が上位となる。

提訴が出ているため、その結果次第では、順位の変動はあるかも知れません。
(ちなみに、提訴を裁くジュリーメンバーの一人は、日本の小山太朗さんです。)
初日の確定成績は末尾URL上に発表されることになると思います。

速報ボード1列目に木村の名前が

提訴処理前暫定成績速報(*2)
オープンクラス(61人)
1位 R.Y.EBRIGHT (USA) 21点55秒
2位 M.JULLUM (NOR) 20点17秒 (TempO Trophy 準優勝の選手)
3位 S.STOIAN (UKR) 20点25秒
6位 木村治雄 20点40秒
42位 山口拓也 16点55秒
46位 小泉辰喜 15点88秒

  • ※昨年優勝のラウリ=コンティカネン(FIN)は木村選手から遅れること2点。TCも49.5秒とあまり良くありませんが、あなどれません。
  • ※TempO Trophy 優勝の M.WIKSELL(SWE) は木村選手の直下で7位20点84秒でした。

パラリンピッククラス(36人)
1位 O.JANSSON (SWE) 19点41.5秒
2位 D.KUCHERENKO (RUS) 19点102秒
3位 P.SEPPA (FIN) 18点18秒
11位 木島英登 14点17.5秒
23位 高柳宣幸 12点21.5秒
31位 森長三 10点164秒

*2:TCも含めた全22問の正解数の多い方が上位。
同点の場合は、TC2問の合計秒数の少ない方が上位。

WTOC2012これからの日程

6/9 Day2 (個人戦二日目 兼 団体戦), 閉会式
  • ※個人戦は、二日間合計の成績で争われる。オープンクラス、パラリンピッククラスそれぞれに各国最大3名まで出場可。
  • ※団体戦は、個人戦出場選手の中から、あらかじめノミネートした3名の選手の2日目の成績の合計で国別対抗で争われる。3名の構成は、オープンクラス1名+パラリンピッククラス1名+どちらかのクラスから1名。

WTOC2012公式サイト
http://www.scottish-orienteering.org/wtoc2012/